紋次郎ふたたび

バルコニーの鳩による糞害で、しばらく鳩との戦いが続いている。
鳩が休む場所は、天敵のカラスの目が届かない場所が多いようだ。拙宅バルコニーも人目のつかない隙間に鳩が休みにくるので、どうやら例にもれない。そのような隙間を埋めるなどの様々な工夫をしたものの、その隙間をはずすなど、鳩もなかなか手ごわい。しかし、鳥に負けるわけにはいかない。棒をもって威嚇することで、鳩に精神的な脅威を味あわせたことで、最近はバルコニーでみかけることは無くなった。

ということで、最近は戦いも小休止となったのに、自分の中で心境の変化がおきている。街中やテレビで見る鳥がすべて愛すべきものに見えなくなっているのだ。ラグビーのように戦いの後はノーサイドという、紳士的な気分ではいられないようだ。鳩との戦いの小休止が完全な終焉となったとき、自分の心の中にもノーサイドの笛が鳴るだろうか。