ディフェンス

Ю  ○ \(・・\) バスケット

バスケでディフェンスがうまい人は、それだけで試合の局面を変えることができると思う。
腕が長い、相手の動きを読める、相手の急激な動きに30cmぐらいすれすれの世界で反応する、メンタルがしっかりしている、体力ある、など全て兼ね備えた人が理想のディフェンス像だろう。

しかし、そんなものを全て持っている人は少なく、コートに立つ5人の中でディフェンス力にばらつきがでる。監督は、相手のオフェンスと自分のディフェンスの能力をみて、マッチアップさせる相手を決める。ここで必ずオフェンスとディフェンスの能力に均等さが取れない、いわゆる”ミスマッチ”が生まれることがある。ここをいかに維持するか、もしくは解消するかがバスケットの試合を見ている上でスリリングに観戦出来るポイントだ。

しかも、バスケットにはスクリーンプレイ、ピックアンドロールといったミスマッチを作り出す行為が繰り出されるので変化は何通りも行われるといえる。また、その人の存在自体が常にミスマッチといわれる、コービーやレブロンに対しては1人じゃなく2人がディフェンスする場合もある。

バスケットは実際プレーすれば心肺能力の向上、前身の筋肉の向上になりとても健康なスポーツであるが、鑑賞する場合でも上述のように頭の体操にもなるのでお勧めする。因みにこのような頭の体操をする場合、出場している選手をあらかじめ把握する必要があることをお忘れなく。