ひょっ〜

雄たけびをあげるときってのは男として、かなり気持ち良いときだと思います。

今日は中学時代の友人と昼からバイクで近くの山へ行きました。

目的はバイクに乗ることと山菜とり、です。

例年であればこの時期、山は雪があって、雪越えのために片方が後ろからバイクを押すなど、それはもう楽しい(苦しい?)ツーリングのはずが、今年はまったく雪がありませんでした。
そんな訳であっさりと難所も越え、すっかりひょうしぬけた2人でした。

2人乗りバイクの後ろに乗っている人、これはいけません。怖いし、お尻は痛くなるし、バランスで気をつかって休まることがありません。自分も今回は行きは後ろに乗っていたのですが、難所も越えてしまったので、運転を変わってもらうことにしました。

忘れていたバイクにのる楽しみを思い出しました。林道のコーナーを抜けるたびに、心地よい快感が体にぬけていくのがわかりました。”あ〜もうどうなってもいい”と精神的に一番あぶない状況になると、うまい具合に対向車が来て気が落ち着きます。

話がそれましたが、そして林道ではもう雪道を遊べないことが分かったので、わき道に入ってみました。熊笹の生い茂った泥道をぶいぶい抜けていくと、ぬるぬるとしたタイヤがすべる感覚とあいまって、再び興奮状態になりました。思わず”うひょ〜”と叫ぶ自分がいました。いや、かっこ悪いとは思いますが、これはたまりません。最後の丸太を越えるまで、恐らくしめてせいぜい50m程度のお話ですが、しっかり楽しみました。

その後、苔生した沢を登り、源流まで初めていった後、最後は今日の締めのイベント、タラの芽探しをしました。詳細は省略しますが、運よくタラの芽群生場所を発見!友人と2人でつぎつぎとタラの芽を摘み取りました。タラの芽の茎はとげがあるので、その採取作業は他の山菜とりにくらべると荒々しさがあるように思います。獲物を次々とみつけとっていく作業をしていくと、また”うひょ〜”と叫びたくなりました。男の狩の本能が興奮させているのじゃないかと思います。

夕方からは地元のバイク屋さんにて店長ご夫妻、昔ながらのバイクつながりの知り合い、友人と晩くまで談笑して夜がふけたのでした。いつもながらおいしい料理とお話ありがとうございました。

PS
根の白石という地元の町に、満興寺というお寺があり。
そこで食べたおにぎりもおいしかった。
I氏の新居もそこでみつけ、夕方のバイク屋さんでの話に彩りを添えたことを付け加えます。