仕事とは何か

仕事とは強制労働でした。アダムスミスが労働は人間の本質であるといいましたがその時代の考え方は労働は労苦でした。しかし生産活動が主だった仕事がサービスに移り仕事に対する考え方が変わりました。生産は人間が生きていく為に必要な行為であった時代は仕事を強制する必要がありました。しかし現代日本はサービスの仕事が増えホワイトカラーの労働者が増えた為、仕事とはサービス、つまり有無を言わさぬ強制労働が必要とされない時代を迎えたのだと思います。だからこそ、今仕事は人の人生における何かを問われるのです。
国によって異なる意見があるかもしれませんが、日本人としての自分は、仕事は社会との接点であり人生のはりあいを保つものだと思う。公私のバランスということが最近よく言われるが、それは仕事だけ、プライベートだけでは人生の充実(はりあい)が味わえない世の中になっているからなのは間違いない。でははりあい、とは何か。それは人に、社会に認められることなのではないか。社会に関係の手を出す人、出したくない人、色々いるが結局社会との接点は避けがたくその社会で生きていくには名声、お金、地位、等々で社会に認められることが必要になってくる。