文法1

文法1 2006/05/22 08:56
自分の発した言葉の意味が、相手にも理解できる為には、自分と相手とが、共通のルールを持っていることが必要だ。我々が意思疎通の為に、無意識に則っている共通のルールを意識的に整理することは、文法について学ぶことである。

1.言葉の単位
文章:一通の手紙や、一続きの随筆、小説、一つの統一的な内容を表した言葉のまとまりを文章という。
文:句点でくぎることのできる一続きの内容を文という。
文節:区切っても不自然とならない最少の単位。
単語:辞書で引く場合のひとかたまりの単位。

中学を中退するまで、国語の先生が担任であった為か、自分が先生から受けた国語の授業の記憶はまだ新しい。例えば、テストで著者が説明したかった主題に対する自分の考えが間違っていても、それがなぜ間違っていたのか最後まで納得いかなくて苦労した記憶がある。国語とはそのような曖昧な学問であると当時は納得させていた。しかし、基本である文法が分かれば人(テストで採点する人)の解釈も分かってくるのだろうか。自分の独特の解釈と文法の不理解から来る間違った解釈の違いを整理することができれば、より豊かな意思疎通が可能ではないかと、今前向きに考えている。

じゅんごろう